2018年2月15日木曜日

安ミディアムスケールベースはOne Control Crimson Red Bass Preampでウッドベースになるのか

●ウッドベースの音が欲しいがエレキベースしか弾けない

スタンダードジャズをやるならウッドベースのあのリッチな低音が気持ちいいのですが、いちおうエレキギターの練習に時間を割きたいし、フレットあってもミストーンが出るのに、今さらフレットのないウッドベースの習得もできないだろうと諦めていました。

そこで、まずベースで呼ばれるときにメインで使っているYAMAHA MB-40(モーションベース)の弦をD'Addarioのフラットワウンド弦に張り替えました。

ミディアムスケールのフラットワウンド弦ということで、レア度も高く普通の弦より高価なので、年に1-2回しか弦を張り替えていません。

ところが、しばらくすると金属疲労してきて意外にモコモコした音がジャズというかフレットレスベースみたいので、これはこれで自分なりにいいサウンドメイクをしていると思います。

あの達人Pat Methenyも、しばらく使ってヘタった弦の音をわざわざ使っていると聴いたことがあります。まあ比較対象が大物過ぎますし、ギターとベースでは事情が違いますが。
 





とりあえずヘタったフラットワウンド弦にベース本体のトーンを絞って、MB-40はブリッジ側とネック側ピックアップの配分を真ん中のツマミで自由に設定できるのですが、8:2くらいでブリッジ側のピックアップにして、あとはアンプ直接続で演奏していました。

正直、古い弦の音や自分のフィンガリングの問題などが原因だと思いますが、わりと貧弱な音でした。

●One Control Crimson Redプリアンプを使ってみた


そんなある日、ベースマガジンだったか音楽雑誌を読んでいると、ウッドベースの音が得られるOne Control Crimson Redという見慣れないブランドの真っ赤なエフェクターが紹介されていました。

安いものではなかったですが、スタンダードジャズをやるならウッドベースの音というのは惹かれるし、プリアンプがあればサウンドメイクにも幅が出るだろうと考え、ゲットしてしまいました。

さて実際につないでみると、エキサイターのような作用があるのかと、真空管のように中域をしっかり増幅しているのか、音の芯がごりっとして、それでいてウォームな音質になっています。

まずは音の輪郭がはっきりするので、アンサンブルの中でベースの音が埋もれずにしっかり響いています。

コントロールは3つで全体の音量を決めるボリューム(VOLUME)、音の明るさをコントロールするブリリアンス(BRILLIANCE)、そして音の太さを決めるGAINがあります。

ブリリアンスコントロールでは中高域をコントロールしているのか、下げると少しもこもこした感じ、上げると独特の抜けの良さのような変化を感じます。

ゲインはギターエフェクターだと上げるとオーバードライブして歪むところですが、歪むというより、音の芯が太くなってくる感じです。

ウォームな音質でありながら、アンサンブルの中でもきちんとベースの音が全体の中心になっていることが実感できます。その分、ミストーンができないのはプレッシャーですが(汗)。

ファットになりつつ音量自体も上がるので、ボリュームで全体のバランスを整えます。






とりあえず自分でやるときは上記のセッティングを基本に、少しずつ上げ下げしてバランスを見ながらトーンを決めています。

このエフェクターを短いケーブルでアンプに直結し、演奏中はずっとオンのままで、文字通りプリアンプとして使っています。

これがウッドベースのサウンドかというと、そこまでは言えないと思いますが、明らかに安物のミディアムスケールのエレキベースでは出ないような艶のある音質に変わったこと、またプリアンプがあることで練習スタジオとかライブ会場でベースアンプの機種が変わっても、ある程度同じサウンドが得られ、またアンサンブルの中での自分のサウンドをしっかり低音の中心に据えるためにも、自分としては導入してよかったと思っています。


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